シンシア---子会社タロスシステムズが駿河屋マーケットプレイスと連携強化
シンシア<7782>は4日、同社の子会社タロスシステムズ(本社:千葉市)が、エーツー(本社:静岡市)が運営するEコマースプラットフォーム「駿河屋マーケットプレイス」との連携を強化したと発表した。
今回の連携強化は、リユース市場の急成長を取り込むことを目的としている。リユース市場は物価高騰や環境意識の高まりに加え、インバウンド需要の回復により急成長している。こうした市場の拡大に対応するため、タロスシステムズは、デジタル技術を活用した効率的な業務プロセスの構築と顧客サービスの向上に注力している。今回の連携強化により、「駿河屋マーケットプレイス」の膨大なデータをリアルタイムで活用し、スムーズな在庫管理と販売プロセスを実現することで、導入事業者のビジネス成長に寄与するとしている。
「駿河屋マーケットプレイス」は、月間訪問者数2,756万人、ページ閲覧数2.2億回を誇る巨大なプラットフォームであり、リユース市場における存在感をますます高めている。この巨大プラットフォームである「駿河屋マーケットプレイス」との連携強化は、タロスシステムズの「タロスPOS」の高度なデータ解析と自動化機能により、さらなる顧客満足度の向上を実現するとしている。タロスシステムズは常に最新技術を駆使したサービスを提供し、365日体制のサポートにより安定した運用を確保、常に顧客目線に立ったサービスの提供で、リユース業界におけるDXの最前線に立ち続ける意向である。
なお、今回の連携強化の一環として、6カ月間の連携利用料無料キャンペーンを実施する。これにより新規顧客層の拡大が期待され、「タロスPOS」を導入する事業者においても、最新デジタル技術による業務効率化と業績向上が見込まれよう。
同社は、今回の連携強化による今2024年12月期業績への直接的な影響は軽微としているが、中長期的には、リユース業界のDX化促進と市場拡大により、売上の成長に貢献する見通しである。
《AK》