リビアンが下落　年間の生産計画を下方修正　部品供給不足で＝米国株個別

（NY時間09:45）（日本時間22:45）

リビアン<RIVN>　10.31（-0.47　-4.36%）

電気自動車（ＥＶ）のリビアン・オートモーティブ<RIVN>が下落。取引開始前に供給不足を理由に年間の生産計画の下方修正を発表した。今年の生産台数の見通しを従来の５万７０００台から４万９０００台に修正。予想は５万５２９５台となっている。納車については、５万５００台から５万２０００台を納車する予定だとしている。

同社は声明で「Ｒ１及びＲＣＶプラットフォームで共有する部品の不足により生産に支障が生じている。この供給不足の影響は第３四半期から始まり、ここ数週間でさらに深刻化している」と述べている。

アナリストは今回の生産計画の下方修正により、同社の粗利益の目標が疑問視されると指摘している。「同社は年末までに粗利益の目標を達成するとは言及していないが、供給不足が近い将来に改善されない限り、目標実現はありそうもないと述べている。

【企業概要】

電気自動車(EV)と付属品を設計・開発・製造し、一般消費者及び商業市場の顧客に直接販売する。車両テクノロジープラットフォーム、クラウドアーキテクチャ、製品開発とオペレーション、製品、サービスで構成されるエコシステムを構築し、電動ピックアップトラックや電動SUVの開発・生産に注力する。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース