NY為替:米9月雇用統計改善を受けて大幅利下げ観測後退、ドルは大幅続伸

通貨
2024年10月5日 6時36分

4日のニューヨーク外為市場でドル・円は146円50銭から149円00銭まで上昇し、148円67銭で引けた。米9月雇用統計が予想以上に強く、11月連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅利下げ観測が後退し長期金利上昇に伴うドル買いが加速した。

ユーロ・ドルは1.1032ドルから1.0951ドルまで下落し、1.0975ドルで引けた。ユーロ・円は、161円60銭から163円37銭まで上昇。日欧金利差縮小観測を受けた円買い、ユーロ売りがさらに後退。ポンド・ドルは1.3175ドルから1.3070ドルまで下落。英国の9月建設業PMIが予想外に上昇し22年4月来で最高となったほか、英中銀のチーフエコノミスト、ピル氏が急過ぎる、もしくは過度な利下げリスクを警告し、金融引き締めの段階的解除を支持する考えを示したため押し目買いに下げ止まった。ドル・スイスは0.8514フランから0.8608フランまで上昇した。

《MK》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.