本日注目すべき【好決算】銘柄 バイク王、安川電、インテリクス (4日大引け後 発表分)

注目
2024年10月7日 7時01分

10月4日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

バイク王 <3377> [東証S]  ★12-8月期(3Q累計)営業は黒字浮上・通期計画を超過

◆24年11月期第3四半期累計(23年12月-24年8月)の連結営業損益は2億8000万円の黒字(前年同期非連結は5600万円の赤字)に浮上して着地。買取主体から小売主体の事業モデルへの転換を進める中、リテール部門で販売台数が大幅に増加したことが寄与。広告宣伝費をはじめとした販売費を削減したことも黒字化に大きく貢献した。

通期計画の1億2000万円をすでに大きく上回っており、業績上振れが期待される。

安川電 <6506> [東証P]  ★今期最終を19%上方修正・最高益予想を上乗せ

◆25年2月期の連結最終利益を従来予想の540億円→640億円に18.5%上方修正。増益率が6.5%増→26.3%増に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。持ち分法適用関連会社である煙台東星磁性材料の一部株式を売却することに伴い、売却益および残存株式の再評価益として約240億円を計上することが利益を押し上げる。一方、半導体・電子部品市場の立ち上がりが想定以上に緩やかなうえ、中国市場全般の回復が弱いことから、売上高は計画を下回る見込み。

併せて、発行済み株式数の0.95%にあたる250万株または125億円を上限に自社株買いを実施すると発表。

インテリクス <8940> [東証S]  ★6-8月期(1Q)経常は黒字浮上・上期計画を超過

◆25年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常損益は11.7億円の黒字(前年同期は1.3億円の赤字)に浮上して着地。リノヴェックスマンション販売の利益率が大幅に改善したことに加え、一棟収益物件を売却したことも利益を大きく押し上げた。

上期計画の10.6億円をすでに上回っており、業績上振れが期待される。

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