年末のS&P500の目標を5900ドルに維持も
NY株式7日(NY時間10:01)(日本時間23:01)
S&P500 5731.13(-19.94 -0.35%)
先週の予想外に強い米雇用統計を受けて、ストラテジストからは年末のS&P500の目標を上方修正する動きも複数伝わっており、6300と声も一部からは出ている。
そのような中で、あるストラテジストは株式に対する強気の見方こそ繰り返してはいるものの、年末のS&P500の目標は5900ドルを維持している。現行水準から3%弱高い水準。
今年これまでに経験した反落は、弱気派や懐疑派、そして神経質な投資家たちが、FOMO(Fear of Missing Out・取り残されることへの不安)を感じたのではなく、目先の利益確定のきっかけを見つけた場合、大半が「調整」や「ヘアカット(割合減額)」に留まっていたと記している。
また、今年発生していた断続的な株価下落局面においても、強気相場の推進役となったものとして以下を挙げている。FRBが20回にわたるFOMCで成功を収めこと、そして企業業績が堅調であったことなどが、今年の米経済と市場をこれまで支えてきたと指摘している。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース