石油関連株が連日人気、中東情勢の緊迫化でWTI価格が1カ月半ぶり高値
石油関連株が連日人気。INPEX<1605>が反発し、石油資源開発<1662>とENEOSホールディングス<5020>は6日続伸している。7日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の11月限が前日比2.76ドル高の1バレル=77.14ドルと上昇。一時77.40ドルと8月下旬以来、1カ月半ぶりの水準に上昇した。中東情勢の緊迫化が原油価格を押し上げている。イスラエルは、イランによる大規模なミサイル攻撃への報復を示唆しており、イランの石油施設や核施設などが狙われることが警戒されている。また、米国はハリケーンシーズンを迎えており、ハリケーンの襲来が石油供給に影響を与えることを危惧する声も出ている。