新興市場銘柄ダイジェスト:AIAIはもみ合い、サイエンスアーツが続伸

材料
2024年10月8日 15時27分

<5892> yutori 2421 -13

続落。7日の取引終了後、伊藤忠商事とMARITH? + FRANCOIS GIRBAUDブランド事業に関する販売特約店契約を締結することを発表し、好材料視されている。同社は、今回の契約に基づき、伊藤忠商事が韓国伊藤忠を通してLAYER社から許諾された輸入したマリテの商標を付した商品を日本国内で独占的に輸入販売する権利に基づいて、日本国内における本輸入商品の独占的な販売特約店として指定を受けた。指定を受けたことにより、同社は、本輸入商品の広告・販売に取り組んでいく。

<6557> AIAI 1681 -24

もみ合い。保育園事業を譲り受けるため同社連結子会社のAIAI Child Careとテルウェル東日本との間で株式譲渡契約を締結したことを発表し、上昇して始まり年初来高値を更新したが、その後は売りに押され前日終値をはさんでもみ合いとなっている。同社グループはAIAI三育圏の中核となる保育事業のさらなる規模拡大を目指しており、今回の株式取得もその一環となる。保育、療育、教育のそれぞれの事業が互いに補完し合い、より多様な子どもとその保護者へのサポートを実現していくとしている。

<9338> INFORICH 4175 +35

続伸。みずほ銀行ATMコーナーの「ChargeSPOT」において、デジタルサイネージ広告枠の提供を開始したことを発表した。「ChargeSPOT」に搭載されているデジタルサイネージはこれまでも広告枠として提供を行っていたが、今回、みずほ銀行が1月に発表したマーケティングプラットフォーム事業の一環として広告枠の提供を行うことになる。これによりみずほ銀行利用者に対して、より多様な情報に接触できる機会を増やし、日常での新しい選択肢やニーズ拡大に繋がるきっかけづくりを提供していく。

<3905> データセク 1221 -39

続落。信越科学産業とAIデータセンターの設計・建設に向けたEPCの業務提携に関し基本合意したことを発表している。グローバル市場においてAIデータセンターの構築が強く求められており、データセンター設計・建設の実績・ノウハウを持つ信越科学産業と、AIデータセンターの設計・建設・運営におけるリーディングカンパニーとして、革新的なソリューション提供を目指し、次世代のAIデータセンターのスタンダードを確立し、より持続可能で効率的なサービスの提供を実現するとしている。

<3803> イメージ情 543 +80

ストップ高。スマートシティ・スーパーシティ向けsmart town事業の実証・準備フェーズについてのシステム開発とサービス開始を発表し好感されている。同社は、子会社のイメージ情報システムとラック及びオールワークスと共同で、スマートシティ・スーパーシティ向けsmart town事業の実証・準備フェーズにおいて、システム開発に参画していたが、今回、北海道旭川市における「積雪情報監視・通報システム構築運用業務」について、年度内に同システムのサービス提供開始が決まったという。

<4412> サイエンスアーツ 548 +6

続伸。24年8月期通期業績予想の上方修正を発表し、好材料視されている。売上高は11.43億円から11.84億円(3.6%増)、経常損益は従来予想の0.73億円の赤字から0.34億円の赤字に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。大口顧客の購入や既存顧客の買い替えの発生等によりアクセサリー購入率が前回発表時の想定を上回ったことや、採用時期及び広告宣伝の時期が翌期にずれ込んだこと等により販売費及び一般管理費が前回発表時の想定を下回る見通しとなったことなどが要因としている。

《ST》

提供:フィスコ

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