資生堂や日本ペHDが後場上げ幅拡大、中国での新たな経済対策発表への思惑が広がる
資生堂<4911>やコーセー<4922>が後場に上げ幅を拡大。日本ペイントホールディングス<4612>やユニ・チャーム<8113>など中国関連株に買い注文が集まっている。中国では、12日に財政政策に関する記者会見が開かれると伝わっている。藍仏安財政相が出席するという。これまで中国当局は景気刺激策を相次いで発表していたが、金融市場では12日の記者会見で新たな対策が公表されるとの思惑が市場に広がっているようだ。上海総合指数は下げ渋り、香港ハンセン指数がプラスに転じるなど、中国・香港市場で投資家のリスク選好姿勢が強まるなか、東京市場でも中国関連と位置付けられる銘柄群に資金を振り向ける流れがみられている。安川電機<6506>が一時プラスに転じた。