西川ゴムが続急伸、第1四半期営業益2.4倍で業績上振れ期待膨らむ
西川ゴム工業<5161>が続急伸。同社が9日取引終了後に発表した25年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算は、売上高が前年同期比10.5%増の301億6400万円、経常利益が同60.8%増の30億3500万円となった。経常利益の通期計画に対する進捗率は第1四半期ながら約45%に上った。営業利益は同2.4倍の21億1300万円と大幅に増加し、営業利益率は大きく向上。業績の上振れを期待した買いが入ったようだ。
国内では自動車業界における車両生産台数が減少したものの、受注車種の影響により増収増益で着地した。北米では自動車生産台数の増加が追い風となったほか、円安の影響もあって大幅な増収となり、営業黒字を確保した。