天満屋スがしっかり、8月中間期の最終利益44%増で買い安心感
天満屋ストア<9846>がしっかり。同社はセブン&アイ・ホールディングス<3382>傘下のイトーヨーカ堂の持ち分法適用関連会社で、岡山県などでスーパーマーケット事業を展開する。読売新聞が10日、セブン&アイ・ホールディングスが傘下のスーパー事業や外食事業を束ねる中間持ち株会社を新設し、外部資本の導入を検討すると報じている。一連の再編のなかでイトーヨーカ堂の位置付けと、これに伴う天満屋スの環境変化がどうなるのか注視されるなか、天満屋スが9日取引終了後に発表した25年2月期第2四半期累計(3~8月)の連結決算は、営業収益が前年同期比0.9%増の294億円、最終利益が同43.8%増の8億3600万円だった。フルセルフレジの一部導入や創業55周年を記念した特別商品の拡販などに取り組んだ同社は、6~8月期の最終利益が同45%増と直近でも増益率の高さが顕著となっており、買い安心感が意識されたようだ。