タカキューは一時21%高、事業構造改革推進で25年2月期利益予想を上方修正
タカキュー<8166>は大幅高し、朝方に前日比21%高となる182円をつける場面があった。9日の取引終了後、25年2月期単独業績予想について、営業利益を5000万円から2億円(前期は4000万円の赤字)へ、最終利益を17億円から18億円(同1億200万円の赤字)へ上方修正することを発表し、これを手掛かり視した買いが入った。
売上高は第1四半期の一部品揃え不足の影響が大きく、98億円から97億円(前期比3.3%減)へ減額したが、第2四半期以降に季節ごとのニーズへの対応を強めた効果に加えて、商品粗利益率の改善や事業構造改革の推進などによる販管費の削減効果などが利益を押し上げる。
同時に発表した上期(3~8月)決算は、売上高46億9100万円(前年同期比5.6%減)、営業利益1億100万円(前年同期は9800万円の赤字)、純利益16億3200万円(同9300万円の赤字)だった。