米企業の普通配の伸び、第３四半期は鈍化

Ｓ＆Ｐダウ・ジョーンズによると、７－９月期（第３四半期）の米企業の普通配当は前年比で１４１億ドルの増加となった。ただ、伸びは２０２３年の伸びからは３１．１％鈍化したという。一方、９月までの１２カ月間では、増加幅が７４７億ドルとなり、前年の６３９億ドルから１６．９％増加していた。

Ｓ＆Ｐダウ・ジョーンズのアナリストによると、経済の先行き不透明感から、企業は増配を控える傾向にある分析している。ただ、ＦＲＢによる利下げの開始時期、第２四半期の記録的な純利益、第３四半期と第４四半期の記録的な純利益予想を踏まえると、企業は今後、増配に前向きになる可能性があるとも付け加えている。

株探ニュース