米新規失業保険申請件数、約1年ぶり高水準 ハリケーンの影響も
本日早朝に発表になった米新規失業保険申請件数は25.8万人と23年8月以来、約1年ぶりの高水準となった。ミシガン州の増加が顕著だったほか、ハリケーン「ヘリーン」の影響を受けた州でも申請件数が大幅に増えた。
申請件数は当面、ハリケーン「ヘリーン」と「ミルトン」の影響で振れが大きくなる可能性が高く、労働市場の基調をFRBが正確に把握するのを複雑にしている。米南東部ではハリケーンの被害で多くの人が働けない状況にあるが、失業手当ての申請が難しいか、遅れている人もいると見られている。
*米新規失業保険申請件数(10月5日週)
結果 25.8万人
予想 23.4万人 前回 22.5万人
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース