株価指数先物【昼】 ファーストリテイリングが日経平均型を牽引

市況
2024年10月11日 11時48分

日経225先物は11時30分時点、前日比330円高の3万9640円(+0.83%)前後で推移。寄り付きは3万9440円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万9370円)を上回り、買い先行で始まった。寄り付き直後に付けた3万9380円を安値にロング優勢の動きとなり、現物の寄り付き直後には節目の3万9500円を突破。終盤にかけて上げ幅を広げており、一時3万9690円まで買われる場面もみられた。

日経225先物は買い先行で始まったが、その後も強い値動きを継続している。決算評価からファーストリテイリング <9983> [東証P]が連日で最高値を更新しており、1社で日経平均株価を約170円超押し上げている。そのほか、米ハイテク株高の流れから、アドバンテスト <6857> [東証P]、東京エレクトロン <8035> [東証P]も堅調であり、この指数インパクトの大きい3社で日経平均型を牽引する形である。後場は持ち高調整の動きが入りやすいだろうが、ファーストリテイリングの強い上昇が続くようだと、週足のボリンジャーバンドの+1σ(3万9300円)を上回って推移していることもあって、ショートカバーに向かわせやすいだろう。

NT倍率は先物中心限月で14.55倍に上昇した。朝方に14.47倍に低下する場面もみられたが、日経平均型優位のなか、一時14.57倍まで切り上げている。9月27日に付けた直近の戻り高値である14.51倍を上回って推移しており、NTロングに振れやすくなった。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.