ダイコー通産が大幅続伸、各種案件の受注増で第1四半期は73%営業増益
ダイコー通産<7673>が大幅続伸している。10日の取引終了後に発表した第1四半期(6~8月)単独決算が、売上高46億7800万円(前年同期比21.4%増)、営業利益2億3300万円(同72.8%増)、純利益1億6400万円(同89.3%増)と大幅増益となったことが好感されている。
CATV局向けのセンター設備や大型のデータセンター設備、医療福祉施設向けの屋内通信設備、消防通信設備など各種案件の受注の増加で売上高が伸長。また、仕入れ価格上昇分の販売価格への転嫁などの取り組みを進めたことも寄与した。
なお、25年5月期通期業績予想は、売上高190億円(前期比10.3%増)、営業利益9億8300万円(同11.0%増)、純利益6億6000万円(同9.8%増)の従来見通しを据え置いている。