東京株式(大引け)=224円高と3日続伸、ファストリ大幅高が相場けん引

市況
2024年10月11日 15時46分

11日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸。前日に好決算を発表したファーストリテイリング<9983>が大幅高となり全体相場をけん引した。

大引けの日経平均株価は前日比224円91銭高の3万9605円80銭。プライム市場の売買高概算は15億7950万株。売買代金概算は3兆7755億円となった。値上がり銘柄数は503と全体の約31%、値下がり銘柄数は1086、変わらずは56銘柄だった。

米9月消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったことが警戒され、前日のNYダウは57ドル安と下落した。ただ、東京市場では下値を拾う動きは強く、日経平均株価は値を上げてスタート。なかでも決算内容が好感されたファストリは大幅高となり、日経平均株価を大幅に押し上げた。半導体関連や銀行株なども高い。明日からの3連休を前に様子見姿勢も強まり、後場は高値圏での一進一退が続いた。株価指数オプションとミニ日経平均先物10月物の特別清算指数(SQ)値は3万9701円93銭だったとみられている。

個別銘柄では、アドバンテスト<6857>やディスコ<6146>、東京エレクトロン<8035>が高く、三菱重工業<7011>や川崎重工業<7012>が値を上げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>、東京海上ホールディングス<8766>もしっかり。フジクラ<5803>や竹内製作所<6432>、SHIFT<3697>、ベイカレント<6532>が買われた。

半面、レーザーテック<6920>やソフトバンクグループ<9984>が安く、トヨタ自動車<7203>や日本郵船<9101>、ソニーグループ<6758>が値を下げた。今期業績予想の下方修正を発表したセブン&アイ・ホールディングス<3382>が下落した。

出所:MINKABU PRESS

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