CVSヘルス、輸液サービス事業から撤退 オプション・ケアが小幅高=米国株個別
(NY時間09:58)(日本時間22:58)
CVSヘルス<CVS> 66.81(+0.18 +0.27%)
オプション・ケア<OPCH> 29.87(+0.29 +0.98%)
CVSヘルス<CVS>が中心的な輸液サービス事業から撤退すると伝わった。これを受けてライバルの輸液・在宅ケア管理サービスを手掛けるオプション・ケア・ヘルス<OPCH>が小幅高で推移している。
CVSヘルス<CVS>は輸液サービス事業から撤退し、今後数カ月の間に、関連する地域薬局29店舗を閉鎖または売却する予定であることを明らかにした。輸液サービスでは、患者に静脈注射による投薬を行っている。CVSはドラッグストアチェーンのコスト上昇と医療保険部門の医療費負担増に直面しており、業務の戦略的見直しを迫られている。
【企業概要】
全米のネットワークを通じて、薬剤師・看護師・栄養士・呼吸療法士等の職種で構成されるチームで、患者の主治医と協力し輸液・在宅ケア管理サービスを提供する。患者のニーズに合ったケアプランを作成し、慢性疾患や急性疾患に対する抗感染症薬・栄養サポート・出血性疾患治療・免疫グロブリン治療等に取り組む。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース