タイミーが急反落、「スポットワーク」巡り厚労省が指導と伝わる
タイミー<215A>が急反落している。同社はスキマバイトサービス「タイミー」の運営を手掛ける。朝日新聞電子版が14日、スキマバイトとしてスマートフォンのアプリで働き手と雇い主をマッチングするスポットワークに関し、「アプリ事業者が働き手の利用を無期限に停止したことに対して、厚生労働省が指導していたことがわかった」と報じた。無断欠勤をすると無期限でアプリが利用できなくなる仕組みで、職業安定法に違反するのだという。主要運営事業者の1社であるタイミーに対しては、報道をネガティブ視した売りが優勢となったようだ。タイミーは同日、ホームページ上で報道に対してコメントを開示。「昨年、厚生労働省との協議を経て、サービス利用停止期間を『無期限』から『一定期間』に変更している」としたうえで、今後も関係機関と協議をしながら、安心して利用してもらえるサービスを提供していくと表明した。