トランザクが急反発、今期最高益更新予想で鈴木おさむ氏運営ファンドへの出資も発表
トランザクション<7818>が4日ぶりに急反発した。15日の取引終了後、24年8月期の連結決算発表にあわせ、25年8月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比11.4%増の279億円、最終利益は同4.0%増の39億1500万円と、ともに過去最高を見込み、好感されたようだ。同時に元放送作家の鈴木おさむ氏が運営するファンド「スタートアップファクトリー1号投資事業有限責任組合(SF1号ファンド)」に、子会社のトランスが出資するとも公表している。
今期も引き続きeコマースの強化を軸としつつ、エコプロダクツやライフスタイルプロダクツ、ウェルネスプロダクツそれぞれで新製品の投入や顧客企業の開拓を進める。年間配当予想は前期比2円増配の41円とした。SF1号ファンドは、コンテンツ・IP(知的財産)企業やライフスタイル領域への投資を行うファンドで、「推しビジネス」の研究などを展開するトランスとの相乗効果が見込めると判断。新商品の開発力の強化や事業範囲の拡大を狙う。