東京為替:ドル・円は反発、夕方は小じっかり

通貨
2024年10月16日 17時05分

16日の東京市場でドル・円は反発。日銀当局者の見解で円買いに振れると、149円37銭から148円86銭まで一時値を下げた。ただ、日経平均株価の下げが一服し、円買いはいったん収束。午後はドルの買戻しで午前の高値を上抜け149円49銭まで切り返した。

・ユーロ・円は162円12銭から162円70銭まで上昇。

・ユーロ・ドルは1.0895ドルから1.0875ドルまで値を下げた。

・日経平均株価:始値39,362.63円、高値39,362.63円、安値39,062.85円、終値39,180.30円(前日比730.25円安)

・17時時点:ドル円149円40-50銭、ユーロ・円162円60-70銭

【要人発言】

・安達日銀審議委員

「追加利上げ、何月にと意識しているわけではない」

「輸入物価はマイナスに転換。当面は物価上昇圧力かなり削減」

「特に実体経済のいろいろな推移もみていく局面」

「金融正常化プロセスに入る条件はすでに満たしている」

「目標を持続・安定的の実現まで、極めて緩慢なペースで政策金利を引き上げ」

「現時点でインフレ抑制のための急ピッチな利上げを実施する必要はない」

「円安の状況が是正される動き、より強まる可能性」

【経済指標】

・NZ・7-9月期消費者物価指数:前年比+2.2%(予想:+2.2%、4-6月期:前年比+3.3%)

・日・8月機械受注(船舶・電力除く民需):前月比-1.9%(予想:+0.1%、7月:-0.1%)

・英・9月消費者物価指数:前月比+1.7%(予想:+1.9%、8月:+2.2%)

・英・9月生産者物価指数・産出:前年比-0.7%(予想:-0.6%、8月:+0.2%)

《TY》

提供:フィスコ

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