ペンギン・ソリューションズが決算受け大幅安 通期の1株利益の見通しが予想下回る=米国株個別
(NY時間09:53)(日本時間22:53)
ペンギン・ソリューションズ<PENG> 15.68(-4.73 -23.17%)
特殊メモリソリューションを手掛けるペンギン・ソリューションズ<PENG>が大幅安。前日引け後に6-8月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を下回った。25年度通期のガイダンスも公表し、予想を下回る1株利益の見通しを示している。同社はAIへの取り組み強化を象徴して社名を変更したが、今回の決算は市場の期待には届かなかったようだ。
(6-8月期・第4四半期)
・1株利益(調整後):0.37ドル(予想:0.40ドル)
・売上高:3.11億ドル(予想:3.25億ドル)
メモリソリューション:0.96億ドル(予想:0.94億ドル)
インテリジェント・プラットフォーム・ソリューション:1.49億ドル(予想:1.64億ドル)
LEDソリューション:0.66億ドル(予想:0.67億ドル)
・EBITDA(調整後):0.39億ドル(予想:0.44億ドル)
(25年度通期見通し)
・1株利益(調整後):1.70ドル±0.20ドル(予想:1.92ドル)
・売上高:15%増±5%
・粗利益率(調整後):32%±1%
【企業概要】
特殊メモリソリューションを設計・開発・製造する。DRAM・フラッシストレージ製品およびネットワーキングや通信、データ分析、人工知能(AI)、機械学習(ML)に不可欠なその他の高度なメモリソリューションを含む包括的な製品ラインを提供するほか、OEM、サプライチェーンサービスも手掛ける。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース