全米的な家賃下落にもかかわらず、賃貸市場に地域間格差

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2024年10月17日 3時17分

米家賃は下落傾向にあるものの、中西部ではそうでもないようだ。全米的な家賃下落傾向にもかかわらず、賃貸市場は地域間格差が生じていると不動産情報のリアルター・ドットコムが指摘している。

9月には全米の多くの地域で家賃が下落したが、上位50都市圏の10市場のうち8市場を占める中西部では前年比で家賃が上昇したという。一方、先月の家賃下落が最も激しかった10市場のうち8市場が南部にあり、その主な要因は新しい集合住宅の開発ラッシュであったという。

リアルター・ドットコムは、住宅の需給バランスが地域の家賃パターンを形成する重要な要因だと述べている。全米的に見ると、家賃価格の相対的安定は今後数カ月間の住宅価格の上昇を緩やかにし、最近の価格上昇の主な要因の1つを緩和するだろうとも指摘した。

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