ダウ先物は上昇 台湾TSMCの決算で半導体関連株が上昇 ナスダック100も買われる=米国株

市況
2024年10月17日 22時06分

米株価指数先物(12月限)(NY時間08:55)(日本時間21:55)

ダウ先物 43427(+85.00 +0.20%)

S&P500 5916.75(+29.75 +0.51%)

ナスダック100先物 20544.75(+195.25 +0.96%)

米株価指数先物市場でダウ先物が小幅に上昇しているほか、S&P500、ナスダック100は買いが強まっている。ナスダック100の上昇はエヌビディア<NVDA>やAMD<AMD>といった半導体関連株が時間外で上昇しており、指数先物を押し上げている模様。

アジア時間に台湾のTSMC<TSMC>が決算を発表していたが、通期の売上高見通しを引き上げたほか、2025年の設備投資が今年を上回る公算が非常に大きいとも説明していた。今週はオランダのASML<ASML>が冴えない決算を発表し、世界的な半導体需要やAIブームの持続力を巡る懸念が高まっていたが、TSMCの決算は安心感に繋がっている模様。

また、先ほど9月の小売売上高が発表になっていたが、予想以上に強い内容で個人消費の底堅さを示した。短期金融市場ではFRBの利下げ期待をやや後退させているが、米株式市場は、景気のソフトランディング期待を裏付ける内容として、発表直後はポジティブな反応も出ていた。

金融機関向け情報分析サービスのエキファックス<EFX>が決算を受け時間外で下落。ガイダンスで第4四半期の見通しが予想を下回ったほか、通期も売上高見通しを下方修正した。

エクスペディア<EXPE>が時間外で上昇。ウーバー<UBER>が同社の買収を検討と伝わった。英FT紙が伝えた。報道によると、外部から買収のアイデアを持ちかけられ、ウーバーはここ数カ月アドバイザーに相談し、取引が可能かを検討したという。

電気自動車(EV)のルーシッド<LCID>が時間外で大幅安。増資計画を発表し、普通株2億6240万株を公募する。

バイオ燃料のジーヴォ<GEVO>とカルメット<CLMT>が時間外で大幅高。バイデン政権が両社に持続可能な航空燃料プロジェクトに関連して数十億ドルの融資保証を提供した。

(NY時間09:05)(日本時間22:05)時間外

ブロードコム<AVGO> 181.87(+5.05 +2.85%)

クアルコム<QCOM> 176.80(+5.32 +3.10%)

インテル<INTC> 22.67(+0.36 +1.61%)

ルーシッド<LCID> 2.67(-0.61 -18.60%)

ジーヴォ<GEVO> 3.08(+0.83 +36.88%)

カルメット<CLMT> 25.90(+3.97 +18.10%)

エキファックス<EFX> 276.60(-13.36 -4.61%)

エクスペディア<EXPE> 160.50(+9.66 +6.40%)

アップル<AAPL> 233.90(+2.12 +0.91%)

マイクロソフト<MSFT> 419.30(+3.18 +0.76%)

アマゾン<AMZN> 187.88(+0.99 +0.53%)

アルファベット<GOOG> 166.65(-0.09 -0.05%)

テスラ<TSLA> 221.98(+0.65 +0.29%)

メタ<META> 581.85(+5.06 +0.88%)

エヌビディア<NVDA> 140.11(+4.39 +3.23%)

AMD<AMD> 160.66(+4.53 +2.90%)

イーライリリー<LLY> 923.00(+6.58 +0.72%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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