ナイキ、アウトドア部門を強化　ＡＣＧ社のグローバル展開も計画　株価は小動き＝米国株個別

（NY時間10:27）（日本時間23:27）

ナイキ<NKE>　83.84（-0.10　-0.12%）

ナイキ<NKE>は、防水ブーツやリップストップ製ジャケット、デイパックなどハイキング用品を製造するアウトドア事業部門のＡＣＧ（オール・コンディションズ・ギア）社のグローバル展開を計画している。ブルームバーグが伝えた。１年に渡って厳しい状況が続いた同社は、新たな成長分野を模索している。

ナイキのオニール、ウィリアムズ両社長は従業員向け文書で「われわれは今、この素晴らしい成長機会により多くのリソースを投じている」と指摘。「向こう数カ月に社全体のグローバル、地域、都市のチームを通じてＡＣＧへの新たな投資を推進する」と表明した。

トレイルランニングとハイキング向け用品がＡＣＧの中心だが、ジップオフスカートからデイパック、手袋まで幅広い製品を取り扱っている。

アウトドア用品は競争が激しい分野で、ナイキはパタゴニア、ザ・ノース・フェイス、アークテリクスといったブランドと競合することになる。

特に株価の反応はない。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース