ラム・ウェストンが大幅高 ジャナが5%を取得=米国株個別
(NY時間13:37)(日本時間02:37)
ラム・ウェストン<LW> 78.50(+7.50 +10.56%)
冷凍ポテトのラム・ウェストン<LW>が大幅高。アクティビスト(物言う株主)のジャナ・パートナーズが同社株の5%を取得したと発表した。同社に身売りを含めた戦略的代替案を模索させることが目的だという。
これについてアナリストは、「アクティビストの関与について驚くことではない」と述べている。株式の変動、評価額の縮小、業界が供給過剰の時期にあることによる企業の失策を理由に挙げている。
さらに「大手の食品会社が同社を買収することはないと考えている。同社の出荷量や生産能力の問題を考えると、非公開の買い手のほうが恩恵を受けるだろう」とも述べた。
【企業概要】
北米および国際市場で付加価値のある冷凍ポテト製品を製造し、レストランチェーン・食品サービス流通業者・小売業者に販売する。主な製品は、自社ブランドで販売される冷凍ポテト・業務用食材・前菜・および多くの顧客ブランドを取り扱うほか、野菜および乳製品事業も手掛ける。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース