豪ドル週間見通し:底堅い展開か、雇用堅調で早期利下げ観測は後退

通貨
2024年10月19日 14時42分

■弱含み、中国財政出動好感も原油安を嫌気

今週の豪ドル・円は弱含み。中国が財政出動をともなう景気刺激策に踏み切る方針を表明したことが好感され、豪ドル買い・円売りが一時活発となった。しかしながら、中東情勢に対する過度の警戒感は後退し、原油価格は週末前に大幅安となったことから、リスク選好的な豪ドル買い・円売りは縮小した。取引レンジ:99円39銭-100円92銭。

■底堅い展開か、雇用堅調で早期利下げ観測は後退

来週の豪ドル・円は底堅い展開か。9月雇用統計では、失業率は予想を下回り、雇用者数は正規雇用を中心に大幅増加した。労働市場の強さが示されたことにより豪準備銀行による早期利下げ観測は後退し、目先的に豪ドルは対円でも底堅い値動きが続く可能性がありそうだ。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント

・24日:豪準備銀行年次報告予定

予想レンジ:99円00銭-102円00銭

《FA》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.