10万円以下で買える、大幅増益&低PBR 23社【スタンダード】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。SBI証券と楽天証券のネット証券大手2社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。
東証スタンダード上場企業では840銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は今期の経常利益が前期比30%以上の大幅増益を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍未満の銘柄に注目してみた。
下表は東証スタンダード上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額80億円以上、(3)今期経常利益が前期比30%以上増益、(4)PBRが1倍未満――を条件に投資妙味が高まる23社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは18日現在)
18日(金)に配信した「10万円以下で買える、大幅増益&低PBR【プライム】編」も併せてご覧ください。
最低投資 ┌ 経常利益┐
コード 銘柄 金額 増益率 今期 PBR
<9980> MRKHLD 10200 62.1 1000 0.73
<7908> KIMOTO 25100 111 860 0.62
<9380> 東海運 32100 403 765 0.53
<6165> パンチ 43000 47.8 2100 0.55
<9067> 丸運 47100 33.5 940 0.54
<8289> オリンピック 48000 1959 1050 0.44
<3512> フエルト 48100 35.7 900 0.44
<7702> JMS 48300 452 800 0.28
<7590> タカショー 48900 40.0 350 0.64
<7987> ナカバヤシ 52100 145 2460 0.52
<4409> 東邦化 58000 48.0 1100 0.62
<9115> 明海グループ 70900 37.1 8000 0.53
<3447> 信和 74300 129 1494 0.67
<8904> アバンティア 77100 118 2000 0.40
<2877> 日東ベスト 80300 64.8 900 0.62
<1810> 松井建 81500 226 2500 0.49
<7636> ハンズマン 84000 43.3 1565 0.65
<6373> 大同工 84900 196 2300 0.28
<4248> 竹本容器 85600 35.1 820 0.89
<1826> 佐田建 86400 505 1270 0.88
<7514> ヒマラヤ 87300 131 1000 0.65
<6203> 豊和工 90700 69.5 790 0.62
<1967> ヤマト 92000 41.6 3300 0.61
※単位は最低投資金額が円、増益率が%、経常利益が百万円、PBRが倍。
※通期予想が最終赤字、今期無配の銘柄は除いた。
株探ニュース