パークシャが上値追い加速、AI関連株への資金シフトが本格化
PKSHA Technology<3993>が上値指向を加速させ、10月9日につけた戻り高値をクリアし3700円台まで歩を進めた。AIソリューションの先駆けで、ディープラーニングを活用して業務効率化を実現するアルゴリズムモジュールと、アルゴリズムソフトウェアの開発を主力に、生成AI市場拡大を商機拡大に結び付けている。9月下旬には東証スタンダード市場からプライム市場への上場区分変更となり、インデックスファンドの継続的な資金流入も期待される。一方で外資系証券の空売り残が膨らんでおり、そのショートカバーによる浮揚力が株価に作用しているもようだ。同社株に限らず信用買い残の多いAI関連は貸株調達による空売りで株価を押し下げられていた銘柄も多く、同社株はいち早くその流れを象徴する戻り足を示している。