株価指数先物【昼】 ハイテク株の上昇がロングに向かわせる

市況
2024年10月21日 12時09分

日経225先物は11時30分時点、前日比130円高の3万9140円(+0.33%)前後で推移。寄り付きは3万9060円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万9170円)には届かず、小幅な上昇で始まった。上値の重さが意識されるなか、海外投資家による売り観測などもあり、現物の寄り付き直後には一時3万8790円まで売られる場面もみられた。ただし、その後は急速に切り返しており、中盤にかけて3万9000円を回復。買い一巡後は3万9000円~3万9050円辺りでの保ち合いを継続するなか、終盤にかけてレンジを上放れ、一時3万9140円まで買われた。

日経225先物は現物の寄り付き直後に3万8790円まで売られたが、その後は終盤にかけてリバウンドの動きをみせた。朝方はファーストリテイリング <9983> [東証P]の弱い値動きが重荷となった。ただし、前週末に強いリバウンドをみせたディスコ <6146> [東証P]が大幅に続伸したほか、アドバンテスト <6857> [東証P]、東京エレクトロン <8035> [東証P]など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の強い動きがロングに向かわせた。また、ファーストリテイリングも売り一巡後は下落幅を縮め、寄り付き水準を上回ってきたことで、ショートカバーを誘う形になったようだ。3万9000円下回る局面では、その後のリバウンドを想定した押し目狙いのロング対応になろう。

NT倍率は先物中心限月で14.52倍に上昇した。14.49倍と下落して始まり、一時14.45倍まで下げる場面もみられた。ただし、値がさハイテク株が日経平均型を支える形となるなか、やや日経平均型優位の展開になった。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.