ダウ平均は反落 今週から決算が本格化=米国株序盤

市況
2024年10月21日 23時29分

NY株式21日(NY時間10:28)(日本時間23:28)

ダウ平均   43129.88(-146.03 -0.34%)

ナスダック   18512.88(+23.33 +0.13%)

CME日経平均先物 39245(大証終比:+225 +0.57%)

きょうのNY株式市場でダウ平均は反落。先週まで6週連続で上昇し、ダウ平均、S&P500とも最高値を更新している。きょうは上げ一服で始まっているようだ。株価がこの上昇を維持できるかどうかは、今週から本格化する決算で各企業が予想を上回る業績を上げられるかにかかっている。今週末までにS&P500企業の約5分の1が決算を発表する予定。

いまのところ決算はまちまちで、すでに発表しているS&P500企業の79%が予想を上回る利益を計上しているが、その上昇幅はそれほど大きくはないとの指摘も出ている。

最近の株価上昇で、投資家はまだ上昇余地があると楽観的になっているが、米大統領選挙を控え、地政学上のリスクも高まる中、投資家は過大評価されている可能性も同時に認識している。

そのような中で「投資家が現在の株高に値するほどの裏付けを本当に得られていないのであれば、早晩利益確定売りが出る可能性はある」との指摘も出ている。

ボーイング<BA>が上昇。同社最大の労組が米政権の支援を受け、新たな労働協約で暫定合意した。同社の国際機械工・航空機工労組(IAM)の発表によると、4年間で35%の賃上げ、4%以上の年間賞与保証、組合員が労働協約を承認した場合に7000ドルの追加ボーナスが支給される。

コンシューマーヘルス製品のケンビュー<KVUE>が上昇。アクティビスト(物言う株主)のスターボードが同社に投資し、株価上昇に繋がるような変化を求めていると伝わった。

スピリット航空<SAVE>が急伸。同社はナショナル・アソシエーション銀と、銀行とのクレジットカード処理契約を維持するために2025年満期の社債償還または借り換えの期限を10月21日から12月23日まで延長することで合意した。

医療保険のシグナ<CI>が下落の一方、同業のヒューマナ<HUM>は上昇。両社が合併交渉を再開したと伝わった。両社の交渉は価格面で折り合いがつかず、昨年末に一旦打ち切られていた。両社は最近、合併の可能性を巡り非公式協議を行ったという。

ボーイング<BA> 161.60(+6.60 +4.26%)

ケンビュー<KVUE> 23.14(+1.42 +6.51%)

スピリット航空<SAVE> 2.13(+0.66 +44.56%)

シグナ・グループ<CI> 321.66(-14.34 -4.27%)

ヒューマナ<HUM> 270.30(+3.16 +1.18%)

アップル<AAPL> 235.55(+0.55 +0.23%)

マイクロソフト<MSFT> 417.04(-1.12 -0.27%)

アマゾン<AMZN> 188.67(-0.32 -0.17%)

アルファベットC<GOOG> 165.89(+0.84 +0.51%)

テスラ<TSLA> 219.75(-0.95 -0.43%)

メタ<META> 572.69(-3.78 -0.66%)

AMD<AMD> 155.98(+0.01 +0.00%)

エヌビディア<NVDA> 141.33(+3.33 +2.41%)

イーライリリー<LLY> 911.39(-6.58 -0.72%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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