東京株式(寄り付き)=売り買い交錯、円安追い風もやや軟調でスタート
22日の東京株式市場は売り買い交錯、寄り付きの日経平均株価は前営業日比21円安の3万8933円と続落。
前日の欧米株市場が総じて軟調な値動きとなり、リスク回避の流れが意識されやすいものの、米10年債利回りが4.2%近辺まで上昇したことを受け外国為替市場でドル高・円安が急速に進んだことが、ハイテクセクターを中心に追い風となっている。ただ、日経平均3万9000円台に入ると戻り売り圧力も強く、足もと上値は限定的とみられている。一方、下値に対しても抵抗力を発揮し、目先強弱観対立の中できょうは比較的狭いレンジでの往来が予想される。