本日注目すべき【好決算】銘柄 ブックオフG、大東建、明星工 (22日大引け後 発表分)

注目
2024年10月23日 7時01分

10月22日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

ブックオフG <9278> [東証P]  ★6-8月期(1Q)経常は2.3倍増益で着地

◆25年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比2.3倍の11.9億円に急拡大して着地。国内のブックオフ直営既存店でアパレル、トレーディングカード・ホビー、家電・携帯電話などの販売が好調だったことが寄与。米国とマレーシアの店舗売上が拡大し、海外事業が伸長したことも大幅増益に貢献した。

大東建 <1878> [東証P]  ★今期経常を9%上方修正、配当も55円増額

◆25年3月期の連結経常利益を従来予想の1130億円→1230億円に8.8%上方修正。増益率が3.9%増→13.1%増に拡大する見通しとなった。施工量平準化や工程の順調な進捗によって完成工事高、総利益が増加したことに加え、不動産開発事業で投資マンションと買取再販が好調に推移していることを織り込んだ。販管費の抑制も利益を押し上げる。

併せて、年間配当を従来計画の575円→630円(前期は555円)に増額修正した。

明星工 <1976> [東証P]  ★上期経常を38%上方修正・6期ぶり最高益更新へ

◆25年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の30.5億円→42億円に37.7%上方修正。増益率が3.8%増→43.0%増に拡大し、6期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。国内でのメンテナンス工事などが想定より堅調に推移し、売上高が計画を17.4%も上回ることが寄与。販管費の抑制効果も上振れに貢献する。

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