10月23日のNY為替概況
23日のニューヨーク外為市場でドル・円は153円19銭へ上昇後、152円50銭まで反落し、引けた。
連邦準備制度理事会(FRB)の段階的な利下げを織り込み長期金利上昇に伴うドル買いが続いた。その後、米9月中古住宅販売件数が予想外に減少し、ドル買いが後退。さらに、株安を警戒したリスク回避の円買いが優勢となった。
ユーロ・ドルは1.0761ドルまで下落後、1.0786ドルまで反発し、引けた。欧米金利差拡大観測にユーロ売りに拍車がかかった。
ユーロ・円は、165円02銭へ上昇後、164円29銭まで反落。
ポンド・ドルは1.2961ドルから1.2908ドルまで下落した。米英金利差拡大観測にポンド売りが継続。
ドル・スイスは0.8682フランから0.8663フランまで下落した。
[経済指標]
・米・9月中古住宅販売件数:384万戸(予想:388戸、8月:388万戸←386万戸)
《KY》