スピリット航空が急伸 フロンティア航空が同社に再び買収案を提示を検討と伝わる=米国株個別

材料
2024年10月24日 4時41分

(NY時間15:39)(日本時間04:39)

スピリット航空<SAVE> 3.05(+0.94 +44.55%)

フロンティア<ULCC> 6.93(+0.21 +3.05%)

スピリット航空<SAVE>が急伸。前日引け後にフロンティア<ULCC>が同社に再び買収案を提示することを検討していると伝わっていた。ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が関係者の話として伝えた。合意に達した場合、買収はスピリット破産手続きにおける債務再編などの一環として行われる見込みという。

フロンティアは2022年にスピリット買収で合意したが、スピリットが同業のジェットブルー航空<JBLU>から買収提案を受け破談になった。米連邦地裁は今年1月、ジェットブルーによるスピリット買収計画を反トラスト法違反で差し止めていた。

【企業概要】

*スピリット航空

米国・ラテンアメリカ・カリブ海地域で低運賃の旅客便を運航する。幅広いオプションサービスを有料で提供するほか、航空券とセットになったホテルの客室、地上交通機関、アトラクションなどのサードパーティの旅行商品や、旅行保険を自社のウェブサイトで販売する。

*フロンティア

米国内および米大陸の特定の国際都市に向けて、低運賃のフライトを提供する。レジャー旅行客の低運賃需要を取り込むことを目的とした路線網に加え、快適な座席やその他のアメニティを備えた最新の航空機を使用することで、より信頼性と質の高い顧客サービスを提供する。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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