東証グロース市場250指数先物見通し:一目均衡表の下値メド576.5ptを意識か
本日の東証グロース市場250指数先物は、一目均衡表の下値メド576.5ptを意識した展開を見込む。前日23日の米国市場のダウ平均は409.94ドル安の42,514.95ドル、ナスダックは296.47pt安の18,276.65ptで取引を終了。ファーストフード・チェーン、マクドナルド(MCD)の下落が重しとなり、寄り付き後、下落。長期金利の上昇でハイテクも弱く、相場は大幅続落した。終日売りが先行し、終盤にかけて下げ幅を拡大した。下落した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、一目均衡表の下値メド576.5ptを意識した展開を見込む。ここにきて下げが加速しており、当面の下値メドとして、日足一目均衡表の先行スパン(雲)下限と週足一目均衡表の先行スパンの基準線が位置する576.5ptが意識される。また、8月6日安値459ptから8月28日の戻り高値675ptの上げ幅216ptの半値戻し水準が567ptとなっており、この水準まで下げれば、押し目買いを誘う可能性がある。今晩米国で、先週分新規失業保険申請件数や10月のPMI発表を控えおり、商いが細る展開も視野に入れたい。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比5pt安の586ptで終えている。上値のメドは595pt、下値のメドは575ptとする。
《SK》