セレンHDが急反騰、自動車部品メーカーのエクセルを買収
セレンディップ・ホールディングス<7318>が急反騰、前日比18.4%高の1599円まで上値を伸ばした。23日の取引終了後、自動車部品ダクトなどの樹脂成型品の開発・製造を手掛けるエクセル・グループ(東京都中央区)の全株式を取得し子会社化すると発表しており、これが好感されている。
エクセルは、連結売上高111億円、連結営業利益8億円、総資産134億円、純資産104億円と同社最大のM&Aとなるという。取得対価は非開示。今回の買収によって、エクセルの北米やタイを中心とするグローバル生産体制基盤を活用した自動車内外装品の需要の更なる取り込みを狙うほか、エクセルが得意とするトラックやピックアップトラックメーカーへの自動車内外装部品の拡販などを通じて事業拡大につなげる構えだ。