東京為替:ドル・円は軟調、米金利の低下で
24日午前の東京市場でドル・円は軟調地合いとなり、152円84銭から152円33銭まで値を下げた。前日海外市場で上昇した米10年債利回りの失速で、ドル売りに振れやすい。一方、日本政府の円安牽制が警戒され、過度な円売りは抑制されている。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は152円33銭から152円84銭、ユーロ・円は164円36銭から164円78銭、ユーロ・ドルは1.0779ドルから1.0789ドル。
【要人発言】
・加藤財務相
「円安について、足もとでは一方的な動きがみられる」
「緊張感をさらに高めて注視していきたい」
「為替の動向や介入に関して具体的には言及しない」
「G20で為替の議論はなかった」
・青木官房副長官
「為替の動向を高い緊張感を持って注視」
「為替相場は安定的に推移することが重要」
「為替介入に関してはコメントを控える」
《TY》