フジッコは続落、材料費の上昇などで上期業績を下方修正
フジッコ<2908>は4日続落。23日取引終了後、集計中の25年3月期第2四半期累計(4~9月)連結業績について、売上高が288億円から280億5000万円(前年同期比2.1%増)へ、営業利益が6億7000万円から2億5000万円(同62.1%減)へ、純利益が5億6000万円から3億7000万円(同36.1%減)へ下振れて着地したようだと発表したことが嫌気されたようだ。
積極的な広告宣伝投資により物量を高めて利益を増加させる方針で進めていたものの、値引きや販売奨励金などの負担も増えたため、販売増加の効果は限定的なものとなったという。また、材料費や労務費の上昇、物流費の高騰、日配総菜や通信販売の苦戦などにより収益性が低下していることも要因としている。