東証グロース市場250指数先物概況:軟調な動きの中、下値では押し目買いも
10月24日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比9pt安の582pt。なお、高値は590pt、安値は578pt、日中取引高は5105枚。前日23日の米国市場のダウ平均は3日続落。ファーストフード・チェーン、マクドナルド(MCD)の下落が重しとなり、寄り付き後、下落。長期金利の上昇でハイテクも弱く、相場は大幅続落した。終日売りが先行し、終盤にかけて下げ幅を拡大した。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比7pt安の584ptからスタートした。日本市場全体の方向感が定まらない中、10時ごろには下げ幅を縮小する動きが見られたものの、すぐに下落。衆議院選挙や米国大統領選挙を前にリスクオフの動きが強まり、終日軟調に推移した。今晩米国で、先週分新規失業保険申請件数や10月のPMI発表を控え、一部でロスカットの動きが観測されたものの、日足一目均衡表の先行スパン(雲)下限と週足一目均衡表の先行スパンの基準線が位置する576.5pt付近では押し目買いも入り、引けにかけて若干下げ幅を縮小。3日続落の582ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株ではフリー<4478>やジーエヌアイ<2160>などが下落した。
《SK》