ボーイングが反落 協約案を組合員が否決 スト継続へ=米国株個別
(NY時間09:47)(日本時間22:47)
ボーイング<BA> 153.65(-3.41 -2.17%)
ボーイング<BA>が反落。労働組合はきのう、4年間で35%の賃上げを柱とする新たな労働協約案をスト実施中の組合員が否決した。組合側は特に年金に関する条件の改善を要求しており、ストを継続する。工場の操業停止に伴い巨額損失に直面する同社にとってはさらなる打撃となる。
スト入りしている3万3000人の工場労働者を代表する国際機械工・航空機工労組(IAM)の発表によれば、23日に行われた組合員投票で、約64%が経営側との暫定合意に反対した。IAM751地区のホールデン委員長は「われわれはストを継続する。組合員らはそれ以上の待遇を受けるに値し、声高に訴えてきた」と述べた。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース