ラムリサーチが決算受け上昇 投資家に安心感をもたらす=米国株個別

材料
2024年10月24日 23時14分

(NY時間10:12)(日本時間23:12)

ラムリサーチ<LRCX> 75.91(+3.05 +4.18%)

半導体製造装置のラムリサーチ<LRCX>が上昇。前日引け後に7-9月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、第2四半期の見通しも予想を上回っている。同業のASML<ASML>が先日、弱い決算を公表したことから、同社に対しても不安感が高まっていたが、今回の数字は投資家に安心感をもたらしたようだ。

アナリストは「同社は好調な決算を発表し、2025年のウエハーについてもポジティブな見通しを発表した。この見通しは、最先端のロジックおよびファウンドリーと先端メモリが牽引するファンダメンタルズの継続的な改善を反映したものだ」と評した。

(7-9月・第1四半期)

・1株利益(調整後):0.86ドル(予想:0.81ドル)

・売上高:41.7億ドル 20%増(予想:40.6億ドル)

システム:23.9億ドル(予想:24.5億ドル)

カスタマーサポート・その他:17.8億ドル(予想:16.0億ドル)

・粗利益率(調整後):48.2%(予想:47.1%)

・営業利益率(調整後):30.9%(予想:29.6%)

(10-12月・第2四半期見通し)

・1株利益(調整後):0.77~0.97ドル(予想:0.85ドル)

・売上高:40~46億ドル(予想:42.2億ドル)

・粗利益率(調整後):46~48%(予想:46.8%)

・営業利益率(調整後):29~31%(予想:29.7%)

【企業概要】

大手半導体メモリーメーカー・ファウンドリーメーカー・集積デバイスメーカー向けに、半導体ウェーハ製造装置を設計・製造する。従来のワイヤーボンディングに代わる後工程のウェーハレベルパッケージング(WLP)にも取り組み、機器の運用効率アップの為の製品・サービスも提供する。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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