クリーブランド連銀総裁、インフレに進展も任務完了を宣言できる段階にはない

注目
2024年10月24日 23時55分

本日は8月に就任したハマック・クリーブランド連銀総裁が講演を行っていたが、インフレ抑制で再び進展が見られているものの、FRBはまだ任務完了を宣言できる段階にはないとの認識を示していた。

総裁は「われわれ順調に前進しているが、インフレは依然として目標の2%を上回っている。パンデミックとその余波により、インフレの各構成要素が異なる動きを示し、全体的なインフレの軌道に重要な影響を及ぼすことを改めて認識させられる」と述べた。

また、物価に継続的な上昇圧力をかけ得る複数の要因を指摘。地政学的なイベントによって、最近下落していたエネルギー価格の急速な反転を挙げている。また、住宅サービス関連のインフレは鈍化しているが、既存のテナントは段階的な家賃の値上がりに直面しており、インフレが高止まりする可能性があると指摘している。

一方、インフレ抑制の進展は一直線ではなかったが、労働市場と経済全体の力強さを維持しながら、インフレを落ち着かせつつあるとも述べた。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.