プーチン大統領、北朝鮮の軍隊派遣について回答避ける
ロシアのプーチン大統領は、北朝鮮との軍事関係はわれわれの自身の事だと述べ、北朝鮮がロシアに軍隊を派遣したかどうかについては回答を避けた。大統領はきょう、カザンで開催されたBRICS首脳会議の最後に行われた会見で、北朝鮮の軍隊がすでにロシアに駐留しているかどうかについて記者から質問されたが、回答しなかった。
大統領はその代わりに、ロシアが現在批准しているという北朝鮮との戦略的パートナーシップ協定の第4条に言及。「北朝鮮の指導部が協定を真剣に扱っていることを疑ったことはない。しかし、何をどうするかは、この条項の枠内でのわれわれの自身の事だ」と述べた。
プーチン大統領が6月に北朝鮮の金正恩委員長と署名した防衛協定の第4条では「どちらかが攻撃された場合、両国は軍事その他の援助を提供する」と述べている。金委員長はプーチン大統領が24年ぶりに平壌を訪問した際、ロシアのウクライナ侵攻を無条件で支持すると誓った。
この第4条を履行するためには適切な交渉が必要だが、大統領はわれわれは韓国の友人とも連絡を取り合っていると語った。
株探ニュース