10月24日のNY為替概況
24日のニューヨーク外為市場でドル・円は152円31銭へ上昇後、151円55銭まで反落し、引けた。
先週分新規失業保険申請件数が予想以上に減少、10月製造業・サービス業PMI速報値や米9月新築住宅販売件数が予想を上回ったほか、ハマック米クリーブランド連銀総裁がインフレを巡りまだやるべきことがあるとの見解を示しドル買いが強まった。しかし、連邦準備制度理事会(FRB)の11月連邦公開市場委員会(FOMC)での0.25%利下げ観測が根強く、長期金利の低下で、ドル売りが優勢となった。
ユーロ・ドルは1.0790ドルから1.0825ドルまで上昇し、引けた。欧州中央銀行(ECB)の大幅利下げ観測が後退し、ユーロの買戻しが優勢となった。
ユーロ・円は、164円48銭へ上昇後、163円88銭まで反落。
ポンド・ドルは1.2988ドルへ上昇後、1.2948ドルまで下落した。
ドル・スイスは0.8670フランから0.8651フランまで下落した。
[経済指標]
・米・9月シカゴ連銀全米活動指数:-0.28(予想:0.50、8月:-0.01←0.12)
・米・先週分新規失業保険申請件数:22.7万件(予想:24.2万件、前回:24.2万件←24.1万件)
・米・失業保険継続受給者数:189.7万人(予想:187.5万人、前回:186.9万人←186.7万人)
・米・10月製造業PMI速報値:47.8(予想:47.5、9月:47.3)
・米・10月サービス業PMI速報値:55.3(予想:55.0、9月:55.2)
・米・10月総合PMI速報値:54.3(予想:53.8、9月:54.0)
・米・9月新築住宅販売件数:73.8万戸(予想:72.0万戸、8月:70.9万戸←71.6万戸)
《KY》