東証グロース市場250指数先物見通し:下げ止まりの展開か
本日の東証グロース市場250指数先物は、下げ止まりの展開を見込む。前日24日の米国市場のダウ平均は140.59ドル安の42,374.36ドル、ナスダックは138.83prt高の18,415.49ptで取引を終了した。新規失業保険申請件数が予想を下回り労働市場への懸念後退で、寄り付き後、堅調。ナスダックは電気自動車メーカー、テスラ(TSLA)の上昇が指数を押し上げ終日堅調に推移した。長期金利の低下も支援し、終盤にかけ上げ幅を拡大。ダウは手仕舞い売りに押され下落に転じ、終日軟調に推移した。まちまちで終了した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、下げ止まりの展開を見込む。ここにきて下げが加速しており、RSIやストキャスティクスといったオシレーター系指標が軒並み「売られ過ぎ」を示唆している。日足一目均衡表の先行スパン(雲)下限や週足一目均衡表の基準線に達したことで、リバウンド機運の高まりも期待できそうだ。それでも、商いが細っていることや週末要因もあるため、大幅反発は見込み難い。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比変わらずの582ptで終えている。上値のメドは595pt、下値のメドは575ptとする。
《SK》