東証グロース市場250指数先物概況:週末の衆議院選挙を控え4日続落
10月25日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比8pt安の574pt。なお、高値は582pt、安値は570pt、日中取引高は3697枚。前日24日の米国市場のダウ平均は4日続落。新規失業保険申請件数が予想を下回り労働市場への懸念後退で、寄り付き後、堅調。ナスダックは電気自動車メーカー、テスラ(TSLA)の上昇が指数を押し上げ終日堅調に推移した。長期金利の低下も支援し、終盤にかけ上げ幅を拡大。ダウは手仕舞い売りに押され下落に転じ、終日軟調に推移した。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比変わらずの582ptからスタートした。朝方は小動きで推移していたものの、徐々に下げ幅を拡大。サポートとみられていた日足一目均衡表の先行スパン(雲)下限を割り込んだことで投資マインドが冷え込み、短期資金によるロスカットの動きも観測された。週末の衆議院選挙を控え、政局不安や与党の過半数割れ予測などが売り材料視され、4日続落となる574ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株ではGENDA<9166>やクオリプス<4894>などが下落した。
《SK》