オービーシステム---2Q売上高37.54億円、各事業は堅調に推移

材料
2024年10月28日 10時58分

オービーシステム<5576>は24日、2025年3月期第2四半期(24年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が37.54億円、営業利益が2.57億円、経常利益が2.73億円、親会社株主に帰属する中間純利益が2.21億円となった。2025年3月期中間連結会計期間より中間連結財務諸表を作成しているため、対前年中間期増減率については記載していない。

金融事業の売上高は15.32億円となった。地銀・都銀、保険、証券、クレジットの各分野におけるソフトウェア設計開発及び運用保守を中心に事業を展開している。主力である地銀・都銀分野での受注拡大及び保険分野での既存案件の増員や新規案件の獲得ができたこと、及び、人材面においても順調にエンジニアの確保ができたことにより、堅調に推移した。

産業流通事業の売上高は10.98億円となった。産業流通、マイコン、医療の各分野におけるソフトウェア設計開発及び運用保守を中心に事業を展開している。主力の産業流通分野については、高速道路SA店舗システムや自動車関連システム、電力関連システムを中心に堅調に推移した。また、マイコン分野、医療分野においても、前期に生じた開発の延期、縮小の影響から回復し、堅調に推移した。

社会公共事業の売上高は8.36億円となった。電力ICT分野、社会インフラ分野、メディア情報分野、公共分野、文教・教育系分野におけるソフトウェア設計開発及び運用保守を中心に事業を展開している。主力である電力ICT分野、メディア情報分野については堅調に推移している。公共分野においても自治体向けシステム案件(地方税管理システム案件)は堅調に推移している。一方、自治体標準化、ガバメントクラウド案件についても徐々に動向が明らかになってきており、緩やかではあるが進展しつつある。

ITイノベーション事業の売上高は2.87億円となった。システム全体を支えるフロントシステムエンジニアとして、受託開発及び運用保守を中心に事業を展開している。銀行・保険システム、産業流通システム及び生成AI適用システムに関する受注拡大に注力し、クラウドを中心とした案件の確実な受注ができたことにより、業績は堅調に推移した。

2025年3月期通期については、売上高は75.62億円、営業利益は6.00億円、経常利益は6.36億円、親会社株主に帰属する当期純利益は4.80億円とする8月8日に公表した連結業績予想を据え置いている。

《ST》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.