ヒューリックは後場上げ幅縮小、24年12月期業績及び配当予想を上方修正も材料出尽くし感
ヒューリック<3003>は後場上げ幅を縮小しマイナスに転じる場面もあった。午前11時30分ごろ、24年12月期の連結業績予想について、営業利益を1530億円から1570億円(前期比7.4%増)へ、純利益を980億円から985億円(同4.0%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を26円から28円(年54円)へ引き上げたが材料出尽くし感が強まっているようだ。
売上高は従来予想の5900億円(同32.1%増)を据え置いたものの、保有方針に合致しない物件の売却を進めたことが利益を押し上げるという。なお、同時に発表した第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高3149億8500万円(前年同期比13.0%増)、営業利益888億1000万円(同2.3%減)、純利益545億9600万円(同6.9%減)だった。