NY外為:円軟調推移、日銀の12月の追加利上げ観測後退
NY外為市場で円は軟調推移した。27日に投開票が行われた衆院選の結果で2009年以降、15年ぶり自民・公明の連立与党が衆議院選挙で過半数を維持できず政局不安が強まり円売り材料となった。さらに、選挙結果を受け、日銀に12月追加利上げを控えるよう圧力が加わる可能性が指摘されたことも円売り材料になった模様。
ドル・円は米国長期金利の低下に連れ152円41銭まで下落後、152円99銭まで上昇した。ユーロ・円は165円00銭から165円55銭まで上昇。ポンド・円は198円05銭から198円67銭まで上昇した。
《KY》