NY為替:ドルは底堅い動き、強い米経済指標や米金利上昇を意識
28日のニューヨーク外為市場でドル・円は152円41銭へ下落後、153円37銭まで上昇し、153円25銭で引けた。原油安などを受け金利の低下に伴いドル売りが優勢となった。その後、米10月ダラス連銀製造業活動指数が予想外に改善したほか、低調な米2年債や5年債入札結果を受け、債券利回りが上昇に転じ、ドル買いが強まった。衆院選の結果を受け、日銀の12月追加利上げ観測後退で円売りも強まった。
ユーロ・ドルは1.0828ドルへ上昇後、1.0810ドルまで下落し、1.0816ドルで引けた。ユーロ・円は、164円98銭から165円83銭まで上昇。中東地政学的リスクに連れた円買いが後退した。ポンド・ドルは1.3001ドルへ上昇後、1.2968ドルまで反落した。ドル・スイスは0.8664フランから0.8647フランまで下落した。
《MK》